

壺
壺中、天在り。
おかげさまで、銀座のギャラリーにて天遊組の展示を行うことになりました。
天遊組の組員たちも普段の仕事の合間や、生活の中から時間を作り出し、文字と筆と向かい合っています。
場所は銀座!
タイトルは。
「OKAGESAMA 〜壺中天〜」
自然とでてきたタイトルはなんのためらいもなく決まりました。
決まった瞬間がまたとても面白くて、すごいなと思ったのでした。
言葉も降ってくるものなんだって思いました。
普段なにげなく使っている「おかげさま」という言葉の意味を意識したことがありますか?
気になったので調べてみると。。。。
他人から受ける利益や恩恵を意味する「おかげ(御影)」に「様(さま)」をつけたもので
古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護を受ける意味として使われていたようです。
これは御影が御霊「死んだ人の姿や肖像」を意味することにも通じています。
他より受ける恩恵に感謝し、そのうえで他者から自分が生(活)かされていることを実感する言葉です。
本来、ふと何も意識しないで当たり前のように使っている言葉たち。
おかげさまでという謙虚な心 きっと日本の和の思想なのでしょう。
サブタイトル 〜壺中天〜
中国の漢書に「壺中の天」という故事があります。
時は後漢、費長房という男が街中で、ある薬売りの老人に出会い、老人は、店をしまうと店頭に掛けてあった壺の中にすうっと入ってしまいます。
この不思議な光景を見た男は老人に頼み、自分も壺の中に入ってみることにしました。
するとそこは俗界を離れた、まさに仙境がひろがっていたのでした。
男は暫し俗世を忘れ、共に酒を飲んでその仙境を楽しみました。
「壺中天」今日これは別天地、別世界を意味する言葉となって広まり、私の中では地から天(宇宙)へとその空間はひろがりをみせます。
まさしく、展示の会場になるギャラリーは地下2階。
壺中天は銀座の地下より、古代文字を通してその別天地をみなさんにお届けする形になるようです。
同じことは二度やらない天遊組ですので、今回のテーマを引っさげてどんなかたちに仕上がるのか!
実は組合員もどきどきなんです。
銀座の真ん中、松坂屋のすぐ後ろ、
防腐剤を一切使わない、こだわりのドイツワインのお店として有名な、
「銀座ワイナックス」のギャラリーを、特別にお借りして
http://www.winax.co.jp/
展覧会:3/15(土)〜23(日)
平日・土曜 11−19時
日曜・祝日 11−17時 (お時間に気をつけて。。。)
最終23日 11−15時 (その後搬出〜19時)